今回は、大人が好奇心を取り戻すための手軽な情報源を紹介します。
好奇心についての記事は、子育てに関するものが多い
「好奇心」というワードに関して、ネットで検索していたときに感じたことがあります。
それは、好奇心については、大人よりも子どもが対象となっている記事が多い、ということ。
大人が好奇心を高める(育む)ための情報よりも、子どもを「いかに好奇心旺盛な子に育てるか」という記事が多いのです。
日本人の親はわが子に、「知的好奇心が旺盛な子どもに育ってほしい」、と願っていることが分かります。
大人が好奇心を取り戻すコツについて掲載されているサイト。イチオシはここ!
では、大人が好奇心を取り戻すコツについて書かれたwebサイトはないのでしょうか。
ビジネス向けの記事のように特定の対象に向けて解決策をずばっと説明するのではなく、「暮らしと好奇心」というゆるやかな視点で書かれている情報が多いのが特徴です。
毎日の暮らしに役立つ情報や、ちょっとした空き時間に楽しめる読みものをたくさんご用意しています。
「キナリノ」webサイト https://kinarino.jp/about より引用
「キナリノ」掲載の好奇心に関するおすすめ記事
キナリノサイト内の好奇心に関する記事の中で、特におすすめなのが「灰色だった毎日が輝きだす!大人の『好奇心』の育て方」という記事です。
この記事の説明文を引用しますと、
最近何にも興味が持てなくなった、淡々としている毎日がつまならない…などはっきりとした理由はわからないけれど、漠然とした悩みや不安を持っている人は意外と多いと思います。でもどうせなら、目を輝かせるようにわくわく過ごしたいですよね。
と書かれています。まさにこのブログで提供しようとしている情報がまとめられています。やられた~!
私のおすすめは「新聞」と「マイノート」
上記のキナリノさんの記事には、灰色の日々を抜け出すための方法がいくつか紹介されています。
私のおすすめは「④ゆっくり新聞をめくる時間を」と「⑭好きを集めたスクラップブックを作ろう」です。
まず、「④ゆっくり新聞をめくる時間を」について。
学生から働き盛りの世代までは、ネットやTVでニュースを見る方も多いでしょう。
そのため、新聞をじっくり読むどころか、定期購読していないひとの方が多数派かもしれません。
私も現在はその一人です。
そのため、新聞をじっくり読むどころか、定期購読していないひとの方が多数派かもしれません。
私も現在はその一人です。
ですが、これまでずっとそうだったわけではなく、大学3年のとき就活のために購読していたことがありました。
マスコミも受けようと思っていたので、就職試験の時事問題や小論文、面接の対策として、かなり念入りに読んでいました。
このときに、新聞が扱う情報の幅広さや視点の鋭さ、専門知識を持った記者による深く掘り下げられた内容は、ネットのニュース記事にはなかなか見られないものだな、と感じたことを覚えています(もちろん、ネットのニュース記事にもそういうものもあります)。
初めは「面接で尋ねられそうなものだけを」と思っていたのですが、1面記事や社会面だけでなく家庭欄や文化面の記事も興味深く、気になる記事を切り抜いていたら、箱いっぱいに溜まってしまいました。
マスコミも受けようと思っていたので、就職試験の時事問題や小論文、面接の対策として、かなり念入りに読んでいました。
このときに、新聞が扱う情報の幅広さや視点の鋭さ、専門知識を持った記者による深く掘り下げられた内容は、ネットのニュース記事にはなかなか見られないものだな、と感じたことを覚えています(もちろん、ネットのニュース記事にもそういうものもあります)。
初めは「面接で尋ねられそうなものだけを」と思っていたのですが、1面記事や社会面だけでなく家庭欄や文化面の記事も興味深く、気になる記事を切り抜いていたら、箱いっぱいに溜まってしまいました。
切り抜きが紛失しないよう、内容別に分類し、スクラップしていたところ、どんどんスクラップブックが増殖。
「これは引っ越しの時に荷物が増えて困る!」と思い、就活後に購読をやめました。
この経験から、新聞は好奇心のタネをみつける恰好の材料だと感じています。
「これは引っ越しの時に荷物が増えて困る!」と思い、就活後に購読をやめました。
この経験から、新聞は好奇心のタネをみつける恰好の材料だと感じています。
キナリノさんの記事にあるように、週一回でもよいので新聞をコンビニなどで買ってみて、じっくり読んでみてはいかがでしょうか。
補足としては、文化面の記事は取り上げる内容やジャンルが曜日代わりになっていることもあるので、曜日を決めて毎週買うのではなく、ランダムな曜日で買ってみるのがおすすめです。
次に「⑭好きを集めたスクラップブックを作ろう」について。
こちらについては、キナリノさんの記事内でも紹介されているEmiさんの『わたしらしさを知るマイノートのつくりかた』(大和書房)という本をガイドとして、実際に作ってみるのがおすすめです。
好きなものを集めてスクラップブックを作る方法が、貼り付け方や記入の実例を載せながら丁寧に解説されています。
私はこの「マイノート」にチャレンジしましたが、大変面白く、すごいスピードでノートが増殖しそうだったので、新聞購読同様、中止しました。
新聞購読もマイノート作りも、もともと好奇心旺盛な方は大量のアウトプット(スクラップブックやノート)の収納場所に悩まされる可能性があるので控えた方がよいです(笑)。
反対に、好奇心を持てずに悩んでいる人には、旅行などに比べてお金も時間もかからず、効果も期待できる方法だと思います。
反対に、好奇心を持てずに悩んでいる人には、旅行などに比べてお金も時間もかからず、効果も期待できる方法だと思います。
好奇心を持つ対象を探すきっかけ作りとして、まずは今日、キナリノさんの記事をいくつか読んでみるところから始めてみてはいかがでしょうか。