今、あえて一枚物の壁掛けカレンダーをおすすめする理由

2025/01/15

好奇心

画像
2025年の一枚物カレンダー

新年のご挨拶が少し遅れてしまいましたが、あけましておめでとうございます。

本年もブログ、キュリアスガーデンをよろしくお願いいたします。

一枚物のカレンダーの魅力とは?

年末が近づくと、今使っているカレンダーの後ろに隠すようにして、来年のカレンダーをかけておく。

以前は、どこの家庭や職場でもみられた光景ですが、今は壁に掛けるタイプのカレンダーを使うひとは減ってきているのかもしれません。

私もスケジュール管理はgoogleカレンダーを使っています。

ですが、去年、2025年のために、一年を見渡すことができる、一枚物のカレンダーを購入しました。

その理由は、次の三つです。

1.引っ越し後、部屋の片づけが進まなくても「気に入った自分のスペースがある」という安心感が得られた

一枚物のカレンダーを部屋に飾るようになったきっかけは、松本市のコワーキングスペース、サザンガクさんで現代アートのワークショップに参加したこと。

当日作った作品の一部を切り離し、一枚物のカレンダーに貼りつけ、参加の記念として持ち帰ることができました。

Instagramに投稿したこちらです。

このカレンダーをデスクの前に貼って仕事をしていました。

その後、奈良に引っ越しをし環境が変わりました。

部屋の広さや間取りが全く違ったため、仕事をしながらの片づけはなかなか進みませんでした。

ですが、部屋がなかなか整わなくても、このカレンダーをデスクの前に貼ると、いつもの「自分のデスク」と思え、それなりに仕事に集中することができました。

仕事柄、引っ越しが多い方はいらっしゃると思いますが、日中、育児や仕事をしながら、空いた時間に新居でモノの定位置を決めていく作業は、けっして容易ではありません。

部屋の整理がなかなか進まず、雑然とした空間でしばらく過ごすことになったとき、カレンダーたった一枚分の空間だったとしても、自分のお気に入りのスペースがある、ということは、気持ちのゆとりにつながるように思います。

2.生活を一年間共にするインテリアになる

恥ずかしながら、この数年は慌ただしく過ごしており、部屋に何かを飾るゆとりがありませんでした。

気に入った額にポストカードを飾っていますが、季節ごとに入れ替えるはずのこれも、夏のポストカードのまま。

「もし自分に子どもがいても、ひな祭りや端午の節句、クリスマスなどのイベントごとに飾りを出していただろうか……」

「ポストカードの入れ替えさえできないのに💦」と、思ってしまいました。

私はかなりずぼらな方だと思いますが、季節ごとに飾りや置物を替えることが面倒くさい方も、年に一度ならどうでしょう?

素敵なカレンダーを選んで一年飾れば、空間が豊かになります。

私は去年、松本民芸館を訪れた際に、版画のカレンダー(著者訂正:版画ではなく、型染めを印刷したもの)を見かけ、おみやげに買って帰りました。

松本民芸館は、民藝に興味のある方はもちろん、そうでなくても松本観光でおすすめしたいスポットです展示だけでなく、建物や雑木林のようなお庭も素晴らしく、いつ訪れても、ほっとします。

視界を遮るような高い建物がないので、館内からは北アルプスを眺めることができます。

ミュージアムショップで扱っている品物は限られていますが、どれも松本旅行の記念にぴったり!
オリジナルの手ぬぐいや小さい風呂敷なども、民藝らしい意匠が渋いです。

来年、このカレンダーを部屋に飾るんだと思うと、まだ先の2025年のお正月が楽しみになったことを覚えています。

3.365日を見渡すことができる

三つめは、少し実用的な理由です。

私は、365日という日数のボリューム感を体感するには、カレンダーにある程度のサイズが必要なのではないか、と感じています。

私はこれまで、一年を見渡すことができるカレンダーを、さまざま使ってきました。

手帳に見開きでついているものや、書店などで無料配布されているカードサイズのカレンダーを利用していたこともあります。

しかし、数字の羅列のように見え、なかなか「一年」という期間の長さをつかむことが難しく感じられました。

私の場合、「googleカレンダー」のような、デジタルのカレンダーアプリもそうでした。

人間が、ある一定以上の大きさのものや一定期間以上長いものについて、ボリューム感を持って体感するためには、まだアナログ的な発想が必要なのかもしれません。

松本民芸館で購入したカレンダーはA3ほどのサイズ。「一年」という、ある程度の時間の長さを感じることができます。

この記事を読み、「一枚物のカレンダーを部屋に貼ってみようかな」と思われた方は、毎日目にするのが楽しくなるようなデザインのものを、この一年かけて探してみてはいかがでしょうか。

きっと、来年が待ち遠しくなると思います。

「もう来年の話をしてる!」と笑われそうですが。

-------------------------------------

私が購入したカレンダーはこちら↓と同じものです。紙の地の色は真っ白ではなく、温かみのあるクリーム色です。現在は、売り切れのようです。

-------------------------------------

ブログのご感想はInstagramのDM(@curiousgarden_)もしくは、yamamisatsuki(A)gmail.com(メール送信時は「(A)」を「@」に変更)までお気軽にお送りください。

ブログ内検索

QooQ